次の職場

私は、あたまのいいひとがすきだ。

それは、わたしがどうしようもない「馬鹿」だから。ひとは、自分にないものに惹かれる生き物だ。

 わたしは馬鹿だから今の仕事を辞めるのだが、そうするとだ。つまりは、これからは、低脳な私と同じような馬鹿と触れ合う機会のほうが多くなってしまうということだ。それは、断じて嫌だ。馬鹿が馬鹿を見たって、何が生まれる。何の感情も生まれないではないか。

わたしは、馬鹿な自分が頭の良いあなたを見て生まれる感情にエクスタシーを感じている。また、頭の良いあなたが馬鹿な私を見て生まれる感情にエクスタシーを感じている。

そこで、いまのような「会社勤め」を辞めても頭の良いひとに出会うことのできる職場とは一体どこなのだろうと考えた。映画や小説を見る限り、頭の良い人は、みんな、夜はお酒を飲んでいるような気がする・・・。ということは・・・居酒屋・・・いや、居酒屋は頭がパーな低脳大学生のアルバイトでいっぱいではないか・・・。と、なると・・・・バー・・・?

 

という、いきさつで、いまわたしはものすごく、バーで働きたい。