さいご

もうあなたの吐いたタバコの煙で身体が犯されるのも最後らしい。家に着いて、あなたの匂いのする自分の身体を抱きしめた。いますぐ髪の毛洋服下着全てを剥ぎ取って食べてしまわなければ、この匂いが明日にはわたしのものではなくなってしまう気がした。こわい。こわい。わたしは思っていた以上に、あなたのことが好きだったらしい。